音別町には、お料理好きな地元酪農家の主婦が集まるサークルがある。
平成元年にできた「みるくくらぶ」は、月1回のペースで農業改良普及センターの指導員を講師に、お総菜や子どものおやつなどを調理しては家庭の食卓に生かしてきた。
そこで、10年以上前に地場産品を使った手作りアイスの研究が始まった。
自分たちが育てた牛から搾った生乳をベースに、地元で採れる蕗や自宅の庭で育ったハスカップや苺、ハーブなどを組み合わせて次々とオリジナルなアイスは生まれていった。
安心して食べられること。身近にあるものを上手にとりいれること。お母さんらしい発想で試行錯誤を重ねたアイスは、試食した住民の評判を呼んだ。
平成14年8月15日。メンバーの主婦たちが、音別町農協(当時)の直売所で「この町愛すの家 も〜ちゃん」をオープンさせた。蕗を採り、茎は煮て具材に、葉は煮出して青い汁にして色付けに使う。具材の味付けも、甘・塩2タイプ作る。手間暇を惜しまず、添加物を加えない作り方はずっと変わらない。
徐々に、季節限定品も増えた。春の、さくらアイス。初夏には、蕗やイチゴ。真夏になれば、伸びたハーブが生かされる。どれも、自然の恵みばかり。酪農作業の傍らで、収穫しては生かしていく。
この町アイスの家を運営する、
佐々木さん、山崎さん、蔵光さんの3人は
もう40年近いおつきあいになるという。
子育てや農作業の苦楽を分かち合って
人生を歩いてきた仲間だ。
子供らが成人して、
思いきってはじめた新しい商売の道も
また一緒に笑顔で
励ましあって進んでいく。
アイスの種類は、バニラ・コーヒー・ごま・チョコ・オレオ・ブランデー・アーモンド・ハスカップ・蕗(甘、塩)・イチゴ。蕗、イチゴは季節限定で現在販売中。(さくらは今季終了)いずれも、1個150円。
ソフトクリームは、バニラ・コーヒー・ミックスの3種。各250円。コーヒーは珍しい。上のアイス同様、独自のブレンドで作る自家製品。また、ソフトクリームのミックスも既製品を使わず、地元生乳で手作りしている。
まじめな働き者の
お母さん達が作るアイスは、
口当たりがいい。甘さがくどくない。
地方発送、
電話注文も受け付けている。
川釧路市音別町朝日2
(国道38号線沿いセイコーマート隣り)
電話・FAX 01547・6・3007
営業=午前10時〜午後5時
(4月末〜10月末まで・不定休)
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