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| JR白糠駅。釧路発着の特別急行も停車するこの駅舎の待合室は、子どもが描く太陽みたいな笑顔と暖かさに満ちている。こじんまりして昔ながらの木製ベンチが並ぶ空間は、地元住民の憩いの場。訪れるのは、列車の利用客ばかりじゃない。名物の「たこ焼(1箱350円)」と「おやき(アン、クリーム各1ヶ70円)」目当てにやって来る人も多い。 |
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香ばしくて甘い、食欲をそそる2つの匂いのもとは、一昨年秋にオープンしたその名も、駅の家ハッピー。たこ焼とおやきは、開店当初より人気の看板商品だ。
白糠町特産の柳ダコと地元で穫れた長芋、キャベツを使った評判のたこ焼は、1箱12個入。手際よく丸めながら「久しぶりだねぇ。元気だったかい」と、顔なじみのお客さんに声を掛ける細谷さんは、この店を経営するNPO法人『白糠町手をつなぐ育成会』の副会長も務める。 |
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同会は、昭和49年発足。現在、町内で知的障がい者の通所施設「太陽の家」と「虹の家」をも運営している。通所者は、11名。焼き台の脇に陳列された日用品や小物、ケーキなどは、2つの施設で毎日手作りされて運ばれる。 |
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1袋100円のクッキーは、チョコシリアル・ごま・アーモンドココアなど5種類あり、結婚祝賀会やパーティーでゲストに配るスィーツとしての注文も増えている。
「ひとつひとつの商品が完成するまでには、それは大勢の人と人の支え合いがあるんですよ」「例えば、おやきに入れるアンコを私たちが使いやす いように詰め替えてくれるおばちゃんがいたり、サービス配布しているチラシ再利用の屑入れには通所者が折紙しやすいように正方形に切っておく仲間がいたり…」(春田さん)
お二人は、口ぐちに裏方スタッフの貢献を強調する。安全、安心、アイディア溢れ
る商品の数々は、たくさんの手と手、心と心をつないで形になったもの。しかも、安価。 |
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