今春、本別の農業大学校を卒業して念願の牛飼いになった。
 5歳、幼稚園で「大きくなったら牛屋さんになる」と宣言。11歳、公民館で「将来は酪農を継ぎます」と発表した気持ちは、揺るがなかった。 
 右の写真は、7年前の地元品評会でリザーヴチャンピオンに輝いた記念の家族写真。妹、弟たちも酪農の道を志して勉強中だ。「でも後継ぎは早い者勝ち。姉の特権で、まずは私が挑戦中です」と、ミルク色の肌を輝かせる。
 家族旅行も出来ない家業を「嫌だと思ったこと、ないんです」「父の目標、フリーストール牛舎を私も手伝って叶えたい」と、一意専心。
 朝5時半起床、夜9時終了。搾乳、清掃、給餌、移動…色々するが、哺乳は彼女の担当。あごに手を添え、優しく声をかける姿は堂に入ったものだ。




  下の写真で引いているのは、
 品評会で全道大会に進んだ
 エアロ(雌牛3歳)。
  手綱を握った瞬間、
 21歳の無邪気な笑顔が、
 すっと大人びた。
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