おいしいものがたくさんある道東地区。
そんな素敵なところに住んでいるのだから、
食べずにいるのはちょっともったいない。
新しく始まった「美味探訪」では、地域のおいしいものをいろいろたずねます。
野付郡別海町別海132-2
T0153-75-2160
営/9:00〜17:00 休/日曜
URL●http://betsukai-milk.com
2010年9月号 vol.60
第2回…
「チーズ 」道東チーズ工房特集【第2弾】

株式会社 べつかい乳業興社
 「べつかいのチーズ屋さん」として知られ、粉チーズとしても、ピザやグラタンなどでもコクと香りを楽しめる熟成タイプの「ゴーダチーズ」、ミルク感を味わえ焼くと一層味わいが増す「カチュカバロ」、そして一つずつ湯もみ・手延べをしてつくりあげるフレッシュタイプの「さけるチーズ」の3種類のナチュラルチーズを作っています。もちろん日本一の酪農郷と呼ばれる別海町産の生乳を使用。釧根地区だけではなく全国にもファンが広がっています。
ゴーダチーズは、
熟成度合いで風味が変わるので、
食べ比べて好みの熟度を見つけるのも楽しい
(100g・455円)。
カチュカバロ(200g・880円)、
さけるチーズ(40g・147円)も、
釧路根室管内のスーパーや道の駅などで
購入できる。
標津郡中標津町北中9-17
T0153‐72‐0777
営/10:00〜17:00 休/火曜
URL●http://www.laiterie.co.jp/
ラ・レトリなかしべつ
 武佐岳の麓で生産された牛乳を使い、表面を洗いながら熟成させるウオッシュタイプのチーズ「ブリック・ド・ナカシベツ」(中標津のレンガの意味)。外皮を薄くカットし熱を加えると、独特のチーズの香りがやわらぎ、食べやすくなります。「これからの時期は、じゃがいもと合わせても美味しいですよ」と工場長の近野了さん。ハーブの一種、キャラウエイの種子を加えて熟成させたタイプは、キャラウエイのちょっと刺激的で爽やかな香りとコクが楽しめます。
いずれも、オールジャパン・ナチュラルチーズコンテストで「優秀賞」を受賞した逸品。チーズ特有の香り、滑らかな口溶けは、チーズ好きにはたまらない美味しさ。
プレーンは100g・500円(税込)、
キャラウエイは100g・500円(税込)。
標津郡中標津町字計根別281
T0153‐78‐2216
営/8:30〜17:15 休/土・日・祝
URL●http://www.nakashibetsu.jp/
中標津町畜産食品加工センター
 中標津の広大な草原が創りだした牛乳を、新鮮なまま地元で加工。その安心、安全なおいしさを届けたいと作られたチーズが、食べやすさを追求した「AFくらぶ ゴーダチーズ」と香りと深い味わいが魅力の「AFくらぶ ティルジットチーズ」。年間3tの生産量の9割は地元で販売されています。
「確かな技術と正しい知識が、チーズ作りの基本」高い品質と求め易い価格で誰でも気軽に食べられるチーズを提供しています。
ゴーダチーズは125g・345円、
ティルジットチーズは125g・370円。
主に中標津町内(空港売店、スーパーなど)で販売・消費されている。チーズ作り体験も可能(5人以上)。
標津郡中標津町俵中8番地
T0153‐73‐3925
URL●http://www.inuifarm.com/
乾(いぬい)牧場
 牧場の牛と山羊のミルクで作られるセミハードタイプのチーズは、まろやかな味わいです。牛乳で作られるチーズは「陽傘」、そして牛乳と山羊のミルクをミックスして作られるのが「ふたつ星」です。山羊ミルクのチーズは全国にファンがいて、ネットでのオーダーが後を絶ちません。「手間のかかる作業ですが、中標津発信の美味しさを多くの人に知ってもらいたい」と話す乾さん。「野菜と一緒に食べるとチーズ特有の香りも気になりません、ぜひ試してください」。
「陽傘」は100g・500円、
「ふたつ星」は100g・700円。
チーズのネーミングは、純さんのひらめきから。牧場内には、かわいい山羊たちがたくさん。購入はインターネットで。
根室市川口54-1
T0153‐26‐2095
URL●http://www.fromagere-rakusya.com/
フロマァジェリー 酪舎(小野寺牧場)
 チーズ好きが高じて本場ヨーロッパのチーズ作りから学び、独自のチーズを作っています。セミハードタイプの「根室」、白カビタイプのカマンベール「厚床」、ウオッシュタイプでマイルドな味わいの「納沙布」、そして白カビタイプで黒ごまの風味が香ばしい「川口」を作っています。「チーズも仕込む季節によって変わります。夏の牛乳はカロテンが多く黄色みがかったチーズが、冬は美しい白いチーズができます。その違いも味わってほしいですね」と根室からていねいな手作りチーズを全国へ届けています。
食べ応えのある「厚床」(250g)、
「納沙布」(250g)、
熟成が魅力の「根室」(150g)、
黒ごまの「川口」(100g)。
購入は、道の駅スワン44、伊藤☆牧場、またはインターネットで。
2010年4月号 vol.55
第1回…
「チーズ 」

新鮮な牛乳でていねいに仕込まれたチーズに逢いに出かけました。
出会えたのは、おいしさ、そしてそれを育む人々の笑顔です。

厚岸郡厚岸町太田南10
T・FAX 0153‐52‐2879
※注文はファックスでどうぞ
牧場のお母さんたちが立ち上げたチーズ工房
 
厚岸チーズ工房 なんくる
 原料となる牛乳は、代表の石沢由紀子さんとご主人が経営する牧場で生産されたもので、夏の間の放牧牛乳のみを使用。青々と茂る草を食べた牛のミルクは、カロテンを多く含んでいます。特に6月に作られるチーズは濃い黄色をしており、通称「たんぽぽチーズ」と呼ばれています。
「なんくる」ではゴーダタイプの「霞」、長期熟成の「海霧」のほか、ストリングスチーズやカチョカバロなどを製造。より自然に近い環境で飼育された牛たちは、ミルクやチーズで、私たちにも自然の恵みを分け与えてくれるのです。
色が濃く、深い旨みと
豊かな風味が楽しめる「霞」と、手軽に食べられるストリングスチーズ。
ストリングスチーズやモッツァレラは、ある程度数がまとまった状態で注文を。

【工房のチーズオリジナルレシピ】
ニンニク一片を鍋底に塗ぬり、日本酒カップ1を入れて沸騰させます。そこに、「霞」「カチョカバロ」「ストリングスチーズ」を細かく刻んで小麦粉をまぶしたものを投入。お好みで塩コショー、レモン汁を加えて出来上がり。日本酒は料理酒でOKです!
鶴居村字雪裡435番地
T0154‐64‐3088
開館/9時〜17時 休/火曜・年末年始
鶴居の新鮮な生乳から生まれたチーズ「鶴居」
 
鶴居村振興公社 酪楽館
 朝搾りたての、鶴居の生乳で作られるチーズ。デンマークで学んだ製法を基に、鶴居村独自の味を目指して作り上げたのが「鶴居」という名のチーズです。
 6ヶ月熟成の「ゴールドラベル」は穏やかな旨みが、3ヶ月熟成の「シルバーラベル」はマイルドな食感で、特に人気の高い商品です。また、「ゴールドラベル」をさらに熟成させた「プレミアゴールドラベル」は引き締まった食感と、凝縮された旨みが楽しめます。
「酪楽館」の他、釧路市内のジャスコやポスフール、釧路空港で購入できます。また、「酪楽館」ではチーズづくりをはじめ、アイスクリーム、パン、ソーセージづくりなどの体験もできます(3人以上)。詳細はお電話でお問い合わせを。
「ゴールドラベル」はナチュラルチーズコンテストで
最高賞の農林水産大臣賞を受賞。
「シルバーラベル」も農林水産省生産局長賞を受賞しました。

【工房のチーズオリジナルレシピ】
熱にとけやすいタイプの「シルバーラベル」と「マイルドラベル」は、小さめのさいの目に切って、熱々ご飯に混ぜる!とろけたチーズがご飯の甘さと絡みあい、まろやかで深〜い味わいに。お醤油をちょっとかけるとおかずいらず。また、シチューやトマト系のスープに、細かく切ったチーズを加えると、よりコクが増します。
浜中町茶内西8線51番地
T0153‐65‐2431
営/10時〜17時 休/水曜
両親が搾る牛乳をこだわりのチーズに
 
おおともチーズ工房
 土づくりからこだわった良質な生乳。夏は完全放牧で飼育しています。その牛乳で作るチーズは、クセや臭みが少なく、食べやすいのが魅力で、ファンの中には、チーズ特有の強い香りが苦手だったという方もいるのだとか。
 ヨーグルトのような爽やかな香りの「レクタン」、ほんのりクセはあるけどやわらかでとろけるような口当たりの「ミルドー」、「レクタン」にハーブの種を混ぜ込んだ「キャラウェイ」、そして、チーズは芳醇な香りと味が命!という方には、24ヵ月以上熟成させた「オンデコ」がおすすめ。
 また、釧路市内の居酒屋「くし炉 あぶり家」のメニュー「チーズ奴」は、「おおともチーズ工房」が「あぶり家」のためだけに作った絹ごし豆腐のようなチーズ。こちらもぜひ一度お試しを。
「レクタン」や「キャラウェイ」は角切りにして、
スコーンやマフィンの生地に混ぜて焼くと、よりコクと風味が豊かに。

【工房のチーズオリジナルレシピ】
タコの代わりにハムとチーズ「レクタン」を入れた、洋風のたこ焼きです。生地は和風だしではなく、コンソメスープで溶くのがミソ! 焼き上がったらマヨネーズと黒コショーでいただきます。また、餃子の餡にチーズを細かく切って混ぜると、とろりとした旨みが加わります。
取材協力店データ
釧路全日空ホテル
釧路市錦町3-7 Tel.0154-31-4771
1階・カフェレストラン サンティーユ
【Lunch】午前11時30分〜午後2時
【Dinner】午前5時〜
(ラストオーダー午後8時30分)
チーズを使った1品をプロがご紹介
蛸とごぼうのトマト煮モッツアレラグラタン

【材料(4人分)】
蛸の足…2本 酪恵舎のモッツアレラチーズ…1.5個
ごぼう…1/2本 玉ネギ…1/2本
にんにく…2片 オリーブオイル…50cc
トマトジュース…400cc タカの爪…1本
塩(精製塩)…少々

【作り方】
1.柳蛸を茹でて足を切り離しぶつ切りにする。玉ネギとにんにくはみじん切りにする。ごぼうは皮を包丁の背でこそげ落とし厚めにきる。
2.1のごぼうを蛸の煮汁で固めにゆでる。
3.フライパンを温めてオリーブオイルとにんにくを入れゆっくり加熱してキツネ色になったらタカの爪、玉ネギを入れ炒めて塩をすこしふる。
4.3にトマトジュース、2のごぼうを入れ1/3の量になるまで煮詰める。
5.4に1の蛸を入れ軽く温め味を整える。
6.5を深めの器に入れスライスしたモッツアレラチーズをのせオーブンに入れグラタンにする。
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