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過去の企画は
こちらからご覧ください。
2012年2月号 vol.77 第41回のターゲットは、
別海町の奥山一浩さんです。

音楽とつながり人とつながる場所をつくりたい

4年前に「ぴっくあっぷ」をオープン。併設の「oncafe」では
別海産の食材をふんだんにつかったメニューが好評。
音楽について何でも気軽に話せる…そんなお店です。

MUSIC SHOP PICKUP(ぴっくあっぷ)
(T)0153-75-2967 営/9:00〜20:00
http://www.aurens.or.jp/pickup/
過去の根ほり葉ほり(第40回〜第31回)
カメラを向けると少し恥ずかしそうな笑顔に。大きな瞳で目の前の人を包み込むように語ります。鳴海さんセレクトの雑貨にも人柄が反映されています。
毎日の暮らしでふと気持ちが安らぐような食器類。川又さんの人柄が現れているようです。販売もしてくれます。
こか懐かしさを感じる古道具、民具などのシリーズ。古き良き日本を思います。
日本人の季節を楽しむ心を作品に表現。川又さんの作るおひな様にはファンも多く、今年も数カ所から展示販売会開催の予約が入っているそうです。
高さが50cmもあろうかというほどの大作も並びます。心の奥からわき上がるイメージを表現した力作。公募展などにも多く入選しています。
2012年1月号 vol.76 第40回のターゲットは、
根室市の陶芸家 川又まつ子さんです。

人と関わりながら創る、その楽しさから生まれる作品

根室市西浜町1−88 T 0153‐24‐7539


何年続けていても飽きない…陶芸とのいい相性
 根室市の閑静な住宅街、「〜そしゅうがま」の小さな看板を頼りに訪れた陶芸家・川又さんのご自宅。作業場、アトリエ、窯、ギャラリーが並ぶ敷地で、満面の笑みで迎えてくださいました。
 「一応ギャラリーなんだけど、いつも教室の生徒さんやお友達とのおしゃべりの場になっているんです(笑)」。
 扉を開けると川又さんの作品が並ぶ空間が広がります。まず目を引くのが、抱えるのも大変なくらいの大きな器たち。迫力と存在感があります。
 「これは若い時、大作に挑戦していた頃の作品ね。10kgもの粘土を練って創ることが出来る体力があったのね」と笑います。30歳の時、根室市内で行われた陶芸体験を機会に、土を練り、形を作り、焼成することで出来上がる面白さに目覚めたという川又さん。陶芸研究会のサークルで先輩から多くを学び、さらに自分で学びながら独自の世界を広げていきます。全道展、全陶展、北海道工芸展、美工展などに次々と入選を果たし、陶芸家として広く知られるように。1999年には、自宅に念願の窯を造り、陶芸教室を主宰。
作陶を始めた頃の作品。道展に入選しました。男性的に見えますが、優しく力強い女性のようなイメージも。
自身の作品はもとより、生徒さんの作品も、じっくりと創り、焼くことができるようになりました。食器類、花器、オブジェなど、さまざまな作品が生まれています。
 「何度焼いても、窯に火を入れる時には、うまく焼成できるか、割れたりしないかと不安で、でもどんな色が出るか、出来具合はどうかと、期待も大きくなるの(笑)」
 朗らかで陽だまりのような川又さんの笑顔に、心地よいカフェにいるような気持ちになります。

 ギャラリーには、心が動かされる作品が多くあります。例えば、古き良き昭和の生活道具、そして兜やおひな様は、長く作り続けているシリーズです。布、革、金属を思わせる素材感をリアルに表現した作品です。

 「形や模様、質感などを本物に近づけたいなと思って、図書館でとにかく調べました。使い古された道具、戦国時代を彷彿とさせる兜、その質感を出すために、粘土に何を混ぜたら良いか、釉薬はどうすればいいか…それも挑戦、研究の繰り返しです」
 硬い金属の質感を出すために、柔らかい粘土で形を作るのは至難の業。特に兜は前面の装飾部を薄く作るため、失敗も数多くあったといいます。でも作りたいと思ったら試行錯誤を繰り返しながら描いたイメージを追求、その時間が作品に凝縮され、見る者の心に響くのだと感じます。
バッグシリーズは花を生けたり、小物と合わせたりと和でも洋でも使う人の感覚で楽しめる作品です。
長年作っている兜シリーズ。細部まで作り込まれ、これが陶器かと思うほど迫力があります。
 『見て、作って、使って、やきものは人生の楽しみの泉です』という言葉が川又さんの名刺に記されています。川又さんの時間、暮らし、人生が、数々の作品となって、使う人の暮らしに彩りを与えているのではないでしょうか。
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カメラを向けると少し恥ずかしそうな笑顔に。大きな瞳で目の前の人を包み込むように語ります。鳴海さんセレクトの雑貨にも人柄が反映されています。
「ki.no.ie」は鳴海さんが家づくりのテーマ「木のある暮らし」から。
アクセサリー、ペーパーアイテムなど、さまざまな雑貨アーティストの作品が並びます。
キッチンアイテムは、鳴海さんも使っているお気に入りのものをセレクトしています。
「antenne」はペーパーアイテムが得意な鳴海さんのアーティスト名。カレンダーも発売しました。(HP参照)
2011年12月号 vol.75 第39回のターゲットは、
小さな雑貨ショップ ki.no.ie
オーナー 鳴海恭子さんです。


暮らしに心地よい雑貨たちが集まった小さなショップ
オープン・入荷情報
http://www12.plala.or.jp/kinoie08/menu.html
場所のお問い合わせ shoyu09@softbank.ne.jp
暮らしに心地よい雑貨たちが
集まった小さなショップ
 中標津町の住宅街の一角、素敵な家の玄関、「ki.no.ie」と名付けられた小さなショップは、毎月一度のペースで開店。オーナーの鳴海恭子さんのもとに集まった雑貨たちが、心地良さそうに並んでいます。まるでひとつひとつが意思を持って、そこにいるかのよう。
「一緒に暮らすとちょっと楽しくて、幸せだよ」と、優しく語りかけてくる気がします。
鳴海さんの自宅新築の際にも、雑貨をディスプレイしてショップにしました。空間と雑貨の関係がイメージしやすい、鳴海さんの暮らしを参考にしたいと好評でした。
 鳴海さんは本紙でもおなじみの『アトリエふーこ』さんと共に活動している雑貨アーティストでもあります。昨年12月に『アトリエふーこ』を引き継ぐかたちで『分室』として『ki.no.ie』をオープンしました。
 『ki.no.ie』のかたちの一つとして、自宅を開放してくれる方に場所を提供してもらい、雑貨ショップを開店する「移動販売」があります。ふーこさんのプロデュース・協力を得て、その家、暮らしの空間を使い、雑貨たちをディスプレイし、販売するという親しみのある雑貨ショップです。
「最初はどうなるかと…(笑)。でもキッチン、リビングなどそれぞれの空間にディスプレイすることで、来てくれた方に現実感があって暮らしが楽しくなりそう…と喜んでもらえたのが嬉しかった。そして何より楽しかったですね」。 好評に終わった「移動販売」。鳴海さんの中に「こういう形でも喜んでもらえる」という感動がありました。好きな雑貨と暮らしたいという人の思い、たくさんの人に見てもらいたいという雑貨たちの思いを感じ、鳴海さんは「これからも機会があれば移動販売をやってみたい」と笑顔になります。

使ってこそいきる暮らしの雑貨店を
細く長く続けていきたい
 鳴海さんは「antenne(アンティーヌ)」のペーパーアイテム作家でもあり、ハンドメイド作家さんの作品を扱う、いわば雑貨スペシャリスト。布やニットの小物、洋服、アクセサリー、など鳴海さんを含め12人の作家の雑貨、そして鳴海さんお気に入りの食器やキッチンアイテムなどが「ki.no.ie」の小さな空間に並んでいます。
 「雑貨が、暮らしの一部にある感じを出したかったんです。家族がいて、家事や子育てといった毎日の暮らし…、その時間、空間が好きな雑貨と共にあるようなイメージを出せればいいなと(笑)」。
 月に一度のオープンに遠くから来る人も増えていて、開店日数を増やしてという要望があるのも事実。現在定期的なオープンを考えているところです。
 「ふーこさんに出会えて手作り雑貨の楽しさ、素晴らしさを感じ、小さなショップもできて、ペーパーアイテムを創る活動もできて…。ゆっくりですが、細く長く続けていけたらいいな、そう願っているんです」。
 並んでいる雑貨は、どれもがしっくりと手になじむような優しさがあり、身につけてほっとするような和み感があります。まるで鳴海さんのイメージそのもの。そんなやさしい雑貨たちに出会い、ki.no.ieに行ってみませんか?
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「子供からお年寄りまで、使う人に木の良さを感じてもらえたら」とissaさん。「どんな木で、どう作ろうかと考え、悩む時間も楽しい」と笑う楠瀬さん。
子供用みたいに小さな椅子は見かけより頑丈で、大人用でもOK。花やオブジェの台にも素敵。
いろいろなアイテムは、娘さんのアイデア、アドバイスで主婦の目線から製品化されたものが多い。
作業場と呼ぶアトリエには、長年使い込まれた道具が出番を待つように整然と並んでいる。
それぞれの木の個性、模様を生かした暮らしの雑貨。コースター、カトラリー類も木の温もりがうれしい。
2011年11月号 vol.74 第38回のターゲットは、
別海町の木工作家+issa+さんです。

次は何をつくろうか…と考えている時が楽しい

+issa+ 楠瀬 功さん 連絡先/0153-75-1182


弁慶先生がアーティスト「+issa+」へ
 とあるカフェで、とある手作り雑貨のお店で目にしたかわいい木製のスプーン。手作りの温もりが伝わってくる、そんな木製品を作っているのはどんな人なのだろう…その思いで、issaさんにお目にかかることに。
 実は、issaさんは別海町・中標津町ではかなりの有名人。地域の中学校、高校で長年教員を勤め定年。在職中から行ってきたスケートの指導を定年後も続け、保育園児のサッカー教室も指導するなど、通称「弁慶先生」と慕われてきた、その人だったのです。
 「中標津中学校の時に、校門に木のモニュメントを作ったのが始まりかな。美術の先生にデザインしてもらい、父兄さんに協力してもらい、校歌を丸太に掘ってセンサーで生徒達の歌声が流れるようにしたり、楽しかったね」と振り返ります。
 その後も卒業生一人ずつに、「親が思いを込めてつけてくれた大切な名前に恥じない生き方をしてほしい」と願いを込めて名前の一文字を大きく掘ったプレートを数年に渡りプレゼントするなど、issaさんの作品を手にしている人は、とても多いのです。
 「もともと作るのが好きでしたね。木はいいね、同じ種類でもひとつずつ個性がある。模様や色や個性を生かして作ってあげたいと思うね」とissaさん。木材置き場には、自分で購入したり教え子が持って来てくれたりして、じっと乾燥されながら出番を待っている木材がたくさんあります。

釣り好きだから生まれたランディングネット。
豊かな発想と優しさが+issa+ブランドの魅力。
 「+issa+は、娘がつけてくれたの。功だから、issa。ちょっとはずかしいけどね」と笑います。大きな作品や言葉を掘ったプレートなどには「功」の焼き印が、食器や雑貨など毎日の暮らしで使うものには「+issa+」のアーティスト名が刻印されています。
 「木べら、スプーンなどは、娘のリクエストで作ったのが好評で(笑)。ひとつずつ手作業です。口に入るものだから、クルミの油を丁寧にぬって仕上げると、色が落ち着いてしっとりいい具合になるんですよ」
 大きさを合わせて木をカットし、掘ったりサンドペーパーでなめらかにしてひとつずつ仕上げていきます。ほんの少し仕上がり具合が違うのは、木の個性とissaさんの手作り感。それが何とも言えない温かさを伝えています。
「今作っているのが、川釣りで使うランディングネット。エゾシカの角を使って作ってるんだよ」
 そういって見せてくれたのは、ちょっとワイルドで、ナチュラルなフォルムが美しいランディングネットです。エゾシカの角は、酪農家さんにとっては不要なもの。毎年落とされる角をなんとか利用したいと、issaさんが考案しました。
 「これで何を作ろうか、次はどうしようかと考えている時間がまた楽しいんですよ。夢中になれる作業とは違う時間ですね」
 職人であり、アーティストでもあるissaさん。手作りの温もりは、子供達に向けていた先生のまなざしと同じように、使う人への愛情であふれているから、そう感じます。
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埼玉県出身の藤井さんは「道東は本当に素敵な場所。ここで元気な女性たちと子育て支援、サポートをしていきたい」と話します。
バランスボールのフィットネスは、「意外ときついけれど、家でもできるのがいいですよ」と藤井さん。毎日の健康とストレス解消におすすめです。
「そうそう、お腹に力を入れて…」と藤井さんの細かなアドバイスで「疲れがとれる」「気持ちがスッキリ」と参加者が健やかな笑顔になります。
フィットネスの後には、自分の心を見つめながら、コミュニケーションのワークも。心の内を絵に描くこと、そして言葉にして発することで、自身と向き合うチャンスをくれます。
2011年10月号 vol.73 第37回のターゲットは、
特定非営利活動法人 マドレボニータ認定
産後セルフケアインストラクター 藤井みほさん


産後ママの心と体が健やかで美しくありますように

TEL0153-75-1696
ブログ http://plaza.rakuten.co.jp/miho32/
ブログは「セルフケア美人」で検索


自身の経験を生かせるからこそ
 「産後セルフケア」という耳慣れない言葉。出産の後に、自分自身で心と体のケアをしていこう…というライフスタイルの提案です。その方法を教えてくれるのがインストラクターの藤井みほさん。
 藤井さんが「産後セルフケア」に興味を持ったのは三人目の子供さんが生まれ、子育てに家事にと目のまわるような忙しさの中で出会った1冊の本がきっかけでした。
 「著者である吉岡マコさんの『すべての産後女性に産後ケアを』『美しい母が増えれば世界はもっとよくなる』の理念に、産後の女性の体と心のケアが必要だと自分自身の経験から感じたのです」と振り返ります。
 確かに出産は体力を使う命がけの作業。産後は体調が整わずなんとなく調子が悪いという女性も多いと言います。その後も育児で心身ともに疲れてしまうのも無理はありません。新しい家族を授かった喜びの一方で、育児には体力、精神力が想像以上に必要だと知らされます。
「誰もが出産後の体調不調をそのうち治るとか、病気じゃないからとやり過ごしてきました。でも、やっぱり元気でいたい。それは家族のため、子供のため、そして自分のためなんですよね」
藤井さんの教室で使う道具。真っ赤なバランスボール、カラフルなペンで、楽しく有意義な時間を作ります。
 2008年、藤井さんは「インストラクターになりたい」と願い、東京の教室に通いながら養成コースで理論と実技を学びました。半年後には見事認定試験に合格。『産後セルフケアインストラクター』として歩みはじめました。

世界が注目しはじめた活動、
道東からも広げていきたい
 現在、藤井さんは特定非営利活動法人マドレボニータに所属し、地元別海と中標津、道東を中心に、産後のボディケア&フィットネス教室を開いています。
 「これまで産後の女性のケアは、医療、行政、企業も取り組んでこなかった分野。産後の大変さを陰でやり過ごすのではなく、まずは体力をつけて、生き生きと毎日を送ってもらいたいと思っています」 その経験、想いを教室に参加する人に伝えながら、一緒に
一人ひとりとじっくり接することで、藤井さん自身も「一緒にがんばっていきましょうと元気な気持ちになります」と言います。
フィットネスを楽しんでいる様子です。
バランスボールを使っての約1時間のフィットネスプログラムの後は、脳を活性化しコミュニケーション能力を高めるためのワークや、自宅でできるセルフケアのエクササイズの時間もあります。約2時間、参加したお母さんからは「最初はきついと思いましたが、骨盤が整ってきたせいか、疲れにくくなった」「気持ちがすっきりして、前向きになった」「家でもできることなので続けたい」などの声を聞くことができました。
 「今、産後ケアが世界でも注目されはじめました。少しずつでも、この取り組みを広げていきたいですね。妊婦さんや産後の女性が元気で安心して子育てができる環境づくりの一歩だと思っています」
 マドレボニータとは、スペイン語で「美しい母」を意味するそう。道東に健やかな美しいお母さんが増えますように。
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「食用、衣料品、化粧品、建材やエネルギー資源としても、ヘンプの可能性を学び広げていきたい」と安達さん。
ヘンプオイルを燃料にして走ったヘンプカー。「いいエネルギーをみんなで使えばだんだん安くなります。そのためにも良さを知ってもらいたい」。
ヘンプカープロジェクト(7月7日〜8月8日)で各地をメンバーと共に回り、ヘンプ製品の認知・拡大を行っています。
麻の実(ナッツ)、食用油、化粧品、他にもヘンプ繊維の小物や洋服など、日常で使える多くの物が国内外で開発生産されてきています。
2011年9月号 vol.72 第36回のターゲットは、
十勝産業用大麻加工研究会事務局
「うさと」の服代理店 安達美佐子


ヘンプの可能性を広く知ってもらいたい

十勝産業用大麻加工研究会事務局「うさと」の服代理店 安達美佐子
中標津町桜ヶ丘2丁目 TEL.090-1383-1112


ヘンプに出会って興味を持って…
何かが変わると思います
 「ヘンプ」をご存知でしょうか。日本では縄文の時代から庶民の衣服として、神道では大麻を大幣(おおぬさ)と呼び、罪や汚れを祓う神聖な植物として位置づけられてきました。戦後は良くないイメージだけが先行し、利用は激減、栽培禁止(特区を除く)となりましたが、近年ドイツを中心とするヨーロッパ、カナダ等でも、ヘンプの可能性が見直されています。石油に替わるエネルギー資源として、また繊維素材、食料、建材としても、今世界各国が注目する素材のひとつなのです。
 「そうした可能性、もともと日本人の暮らしに欠かせなかったヘンプの良さを広く知ってもらいたい」と話す安達さんは、十勝産業用大麻加工研究会の事務局となり、この夏北海道をめぐった『北海道ヘンプカープロジェクト』の世話人を勤めました。
 「家庭、子供、日本、地球の未来を考えた時、地下資源、化学素材等に頼り過ぎてはいけないのでは?と。地球が与えてくれる太陽の光、水、空気で育つ素晴らしい植物、素材力をもう一度見直してみたい」。
 安達さんがヘンプに関わるようになったのは、そんな気持ちからでした。この時代、この時期、多くの人が関心を向けていることの一つではないでしょうか。
 プロジェクトのメンバーらが、道内をヘンプオイルを燃料にヘンプカー(マイクロバス)を走らせ、安達さんも各地で講演会やヘンプ製品の紹介や販売などでプロジェクトのサポートを行いました。
 「私が思った以上に反応がありました。ヘンプを知っている人、ヘンプに初めて出会った人がヘンプの可能性にふれて、これからの暮らしを見つめてくれたら、とても嬉しい」。

自分が感動したことを大切に人とつながりたい
 安達さんは自然の恵みを活かして洋服を作るブランド「うさと」の服の代理店でもあります。綿やヘンプなどの天然素材を染め、織り、洋服にていねいに仕上げていくコンセプトに感動し、着た時の心地よさや長く愛せるものづくりのスタイルに「惚れ込んだ」と言います。「人が想いを込めて作った洋服って、幸福感を伴うものなのだと思いました」と。「うさと」の服は道内でもファンが多く、待っている人がいます。安達さんはやはり自分が感じたものを大切に、人に伝えていく人なのでしょう。
 穏やかな声、目の前にいる人を包み込むようなゆったりとした大らかさ…。安達さんを表現するとき、「母」という言葉が似合います。今、この瞬間も私達に生命を与え続けてくれる地球、安達さんはそんな強さと優しさを感じます。
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「PANAPANA」の店主、勝島八重子さん。「お客様との会話が楽しい」と勝島さんセレクトの商品は国内はもとよりタイへも仕入れにでかける。
沖縄、信楽、益子など陶器は直接窯元へ行き交渉。各地からPANAPANAに集まってくる。
道東一円からさまざまな作家が出店。
どの会場からも「あ、かわいい」「これいいね」と小さな感動の声が聞こえる。
週末はパンを求めるお客さんが
開店と同時に来店。
この日も売り切れ。
手書きのポップからも美味しさが
伝わってくる。
店の看板横に笑顔のブタさん。
なんだかほほえましい。
2011年8月号 vol.71 第35回のターゲットは、
生活雑貨・ぱん PANAPANA(ぱなぱな)

仲間に恵まれ、地域に支えられての新たなスタート
生活雑貨・ぱん PANAPANA(ぱなぱな)
弟子屈町川湯駅前1-1-14 TEL 015-483-3188
営/10:00〜18:00 休/水曜、第4火曜
http://panapana.seesaa.net/

新しいお店も今まで通り、何も決めずにゆっくりと
 弟子屈町川湯の駅前に、この春リニューアルオープンした「PANAPANA(ぱなぱな)」。以前は「花花」と記していましたが「読みやすいようにと欧文でPANAPANAに。沖縄では子ども達が遊びでよく使う言葉で、花いっぱいという意味もあるみたい。心に花がたくさん咲くようにという想いも込めています」と言う店主の勝島八重子さん。
 ふらりと観光気分で訪れた川湯で、「夏の忙しい間、手伝いに来ない?…ということになり、え?いいの?…と思いながらも、その翌月にはここに来ていました(笑)」と振り返ります。不思議な糸に引かれるように川湯へ来て、パン屋さんでパン作りを学びながら、少しづつ開店準備を始めました。古い商店を改装して、最初の「花花」がオープンしたのは8年前の8月でした。
 「当初は陶器とパンとリラクゼーションのお店としてオープンしましたが、形にこだわらずいいなと感じたものを置くようになったら、パンと雑貨のお店になりました(笑)」と勝島さん。昨年秋から休業して新築。この春に念願のオープンとなりました。しかし、「花花」のイメージはそのまま。勝島さん手作りのパンも、勝島さん自ら窯元をたずねて選んだ陶器も、楽しい雑貨も、見て触れて感じることができます。
 「内装は自分たちで塗りました。でも、この建物は未完成、今からが始まり。これから何が加わって、どう変わっていくか…。今までのように何も決めずに歩いていこうと思います」
 川湯駅前の人々に助けられ、後押しされ、支えられての今だと言う勝島さん。「PANAPANA」は多くの人の想いがつまって生まれたお店です。

素敵なメンバーに恵まれての「にっこり市」、
5年10年先が楽しみ。
 毎年5月に旧川湯駅前小学校で開催されていた「にっこり市」。今年は主催者である『元気集団えきまえ』のメンバー「PANAPANA」、「スウィート・ドゥ・バラック・カフェ」のリニューアルオープンが重なり7月の開催となりました。4年目に入り7度目の今回からは場所も川湯駅前に変えて新たな気持ちでスタート。
「自分たちが楽しむことで、周囲を地域を楽しくできれば…」そんな思いに賛同する道東の雑貨アーティスト、クラフト作家、骨董店、雑貨店が「にっこり市」に集まります。
 「ふだんはそれぞれに頑張っている作家、お店の交流の場でもあるし、みんなで創造していく楽しみもあります。来てくれる人にも、素敵なモノをたくさん感じてほしい」と笑顔になる勝島さん。 「5年、10年と少しづつ進化しながら続けていければいいですね。素敵なメンバーに恵まれているから、それぞれの5年10年先がますます楽しみ」
 10月の第3週末には、川湯駅構内にて「ちっちゃなにっこり市」も開催予定。勝島さんたちが創り出す川湯駅前の楽しさを味わいにドライブしたくなりませんか?
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左から田中美加さん、野田茉友子さん、佐藤愛さん、中村裕子さん。
Team Belleのメンバーです。
この日は、フラダンスの体験もあり、
セミナーをイメージして作ってもらった
アレンジメントフラワー。
会場が一層明るく華やいだ雰囲気に。
「Team Belle」のカラーは
ローズの色。女性がいつまでも
心も身体も美しくありますように、
元気でありますようにと
願いが込められています。
「形にとらわれず自由な発想で
色んなことをやっていきたい…
それこそが女性のしなやかさと
強さです」とTeam Belleの
精神的支柱、田中美加さん。
第1回セミナーは
毎日をより美しく過ごすための
簡単リフトアップ講座。
「ちょっとした時間に
楽しみながらキレイに」と
講師を務める田中さん。
2011年7月号 vol.70 第34回のターゲットは、
チーム ベルのみなさんです。

女性がさらに輝けるように…
それが家庭も地域も元気にするから


Team Belle(チーム・ベル)
連絡先/T0154-36-2922(ネイルサロン ミスティックベル)


それぞれの得意分野を一緒に学び
広めるところから始めたい
 『チーム・ベル』は、釧路・標茶に活動拠点を置く4人の女性が立ち上げたグループです。「ベルは幸せの音色、フランス語で綴ると可愛いとか素敵などの意味があります。そして、チームのメンバーの個性が素敵な音色となって響きあえるように、そんな願いを込めています」と話すのは、中心的存在の野田茉友子さん。「同じ年代に同じ地域に住む女性たちが、それぞれ持っている特技や技術をもっと共有できたら、情報交換を気軽に出来たら…そんな思いを心のどこかで感じながら過ごしていました」と野田さん。そのことを仕事を持っている一人の女性としても、人生の先輩としても尊敬している田中美加さん(ネイルサロン ミスティックベル代表)に話したところ、同じ思いを抱いていることに驚き、一緒にその輪を広げていけたらと目標が定まりました。
 改めて周囲を見ると、仕事や趣味でさまざまな力を発揮している女性たちがいました。そして誰もが、毎日を楽しみたい、いい刺激をうけたいと願っていることも感じられたと言います。「チーム・ベルのコンセプトは、Cheerful,Strong and Happy。元気に強くそして幸せに。私達の理想の女性を文字にしてメンバーそれぞれの名刺に入れています。一人じゃできないことも、仲間がいてくれると多くのことができます。チーム・ベルは、その中心となっていろいろな提案を形にとらわれず行っていきたいですね」と野田さん。
 「女性が元気でいなくちゃ。小さくても太陽のように家庭も地域も明るく照らし、育んでいくパワーになるのではないかと思います」と田中さんも笑顔に。素敵なベルの音が響きはじめました。

初めてのワークショップの手応え
それを大切に次のステージへ
 『チーム・ベル』が初めて企画・実施したセミナーが6月初旬に開催されました。「女性の永遠のテーマ、美と健康(笑)。それを楽しんで体験してもらおうと全員で企画しました」と、会場で参加者を迎えるメンバーの佐藤愛さん。この日は、リフトアップのマッサージ法とお肌・体のケアのセミナーに加え、心身のリラックスとストレッチのためのフラダンスを体験しました。参加者からは「こうした女性のための気軽なセミナーがもっとあれば楽しい」と今後の活動に期待も高まっています。
最初ということもあり、
本番に向けての
リハーサル。
その手応えをチームのメンバーそれぞれが感じていたようです。
 佐藤さんと野田さん、その上の年代の中村さん、田中さんとメンバーそれぞれの年代に合わせ、幅広い世代へ向けてワークショップやセミナーを企画できるのも強みです。その中から「こんなことも企画してほしい」という要望が出たり、参加者同士の交流やネットワークづくりも『チーム・ベル』の願うところです。
 「まだ、ベルの音色が小さいかもしれませんが、少しずつ広げていきたいですね。道東に素敵なベルの音が響くように、楽しみながらチームを育てていきます」と田中さん。メンバーそれぞれの音色が重なり合って、素敵なメロディーを奏でています。
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高橋由紀雄さん。
家具から小物まで木工制作を、また「アトリエスリーシックス」で絵画、陶芸、造形教室も開いている。
印刷物やホームページのデザインを担当している奥様の由梨さん。
息子の佑緋(ゆうひ)くん。
ハンマーダルシマーという
古代から伝わる楽器。シンプルなスタイルから美しい音色が。Kogomiのハンマーとの相性もぴったり。
ハンマーは、ひとつひとつ型紙に沿ってカットされ、いくつもの工程を経て手作業でていねいに仕上げられます。
2011年6月号 vol.69 第33回のターゲットは、
釧路市で楽しいデザインをしている
unidesignの高橋由紀雄・由梨さんご夫妻

優しく和むデザインのハンマーを釧路から世界へ。

アトリエスリーシックスunidesign
釧路市昭和1丁目2-3(T)0154-52-6464


オリジナルアイテムを増やしていきたい
 「ハンマーダルシマー」という楽器をご存知でしょうか? チェンバロやピアノのルーツといわれるほど歴史のある楽器です。台形の胴体に数十本の弦を張り、木のスティック(ハンマー)で弾いて奏でる音色は、素朴で懐かしい気持ちになります。そのハンマーを制作している珍しい作家さんが高橋さんご夫妻。由紀雄さんは、絵画教室や陶芸教室を主宰するほか、木工家具や雑貨を作ったりと依頼があれば、その人に合うものを作るアーティストでもあります。
 「地元のハンマーダルシマー奏者の友人が私達が木でスプーンを作っているのを見て、ハンマーを作ってみてほしいと依頼があったのです」
 メイプルやエンジュなどの銘木を薄くスライスして、一つひとつ糸ノコで形を作り、彫刻刀のような小刀でていねいに仕上げます。二つペアの重量に違いがないよう、ハンマー全体の前、真ん中、後の各部分のバランスはどうか…、細心の注意をはらい、何度もサンドペーパーをかけて滑らかに…、こつこつと地道な作業です。「その中で出来上がった形がこれです。うずをモチーフにして柄の部分をゆるやかな波形にした、柔らかいイメージのハンマー、Kogomiシリーズです」と笑う由梨さん。北海道の人なら見たことがあるでしょう。山菜のコゴミに似ていませんか?  
 プレーヤーの友人からの口コミでハン
糸のこでの細かい作業。
2〜3日で1組しか作れませんが、その仕事ぶりが、国内のプレーヤーに愛されています。
マー・ダルシマーの第一人者と言われる札幌のプロ奏者に伝わり…やがて全国あちこちから「作ってください」とオーダーが入るようになりました。

他にはないオリジナルを。
手間も時間もかかるけど、自分たちらしく。
 「unidesign」(ウニデザイン)は由梨さんがブログで使っていたネーム「ウニ」からとりました。
 「unidesignと名前を決めてから、デザイン担当の妻がKogomiシリーズに入れる焼き印のイメージでマークを考えて、ロゴが出来ました。自然な流れでここまで来ましたから、これからもふとわき上がるイメージを大切に、オリジナルを作っていきたいですね」と由紀雄さん。
 由紀雄さんが木工制作担当で、由梨さんが、ロゴ制作からパッケージやパンフレットのデザインまで担当しています。年内にはunidesignのホームページを立ち上げ、海外からのオーダーにも応えたいと言います。
 「手作りで時間はかかります。だから使う人の手になじむもの、世界に一つだけのハンマーを作れるのです。出来ることをていねいに、コツコツ。それがウニデザインです」
 すでに、新しいハンマーのデザイン案が数種類できているのだとか。釧路発のハンマーが世界のあちこちで美しい音色を奏でる未来が近づいています。
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毎回会員の手作りによる「ほっこり市」のポスター。今年も4月29日に開催。夏は8月下旬を予定しています。
八谷さん(左奥)のお宅には、イベントがなくても集まる機会が多いのだとか。
nico.さんの作品
Berry & Rさんの作品
kiraさんの作品
HANA*USAGIさんの作品
2011年5月号 vol.68 第32回のターゲットは、
別海町の「ほっこりmamaの会」のみなさん

子どもも家族も地域の人も、
来てくれた人とほっこり楽しむイベント



好きなまちと「ものづくり」をつなげたい
 今年も春の足音とともに、「ほっこりmamaの会」の皆さんがイベントの準備を始めました。5回目となる『ほっこり市』は、中春別を代表するイベント。近隣町村・管内外から、多くの人が訪れます。家族連れ、若い女性…、それぞれが楽しめて、気持ちが「ほっこり」するようなアットホームなイベントです。
 「小物作りやお菓子作りが得意なお母さんたちがいて…、自分たちの好きなまちで、何か楽しいことをやってみようか?」と始まった『ほっこり市』。中心的な存在が、会の代表の友貞静子さんと八谷二美子さんです。
 「ものづくりだけではなく、会場設営、カフェ運営や子ども達に読み聞かせなどを行ったり、普段は忙しくても当日には参加することができる心強い会員もいます」と八谷さん。
 「中春別、別海、中標津、釧路に約40名の会員がいます。普段は集まれなくても、『ほっこり市』当日に顔が見られる、それが嬉しい。みんな元気に楽しむことが基本です」と友貞さん。
代表の友貞静子さんは「若い人に学ぶことも多いんです」と笑います。
 「年代は違っても、お互いに良い刺激になります。暮らし、子育ての中から生まれた作品、それが『ほっこり市』の魅力。あったらいいな、楽しいなというハンドメイドが来て下さる方にも伝わっているのだと思います」とメンバーのひとり、岩谷久美さんも言います。

大切なことは、ほっこりする時間を
共有し、継承していくこと
 「ほっこりmamaの会」には、なるほど…と思える会則があります。
「こうして親子でいっしょに参加できるのが楽しみのひとつ」と岩谷久美さん。
例えば、ものづくりを通して地域の活性につなげる。子どもたちに創造の楽しさや、人との関わりの大切さ、そしてイベントをつくりだす姿を伝えていく…など、あたたかな時間と空間を共有する仲間の会であると明記されています。
 「応援してくれる賛助会員もいます。会員のご主人や地域の方は、会場設営を手伝って下さったり、手作り作品を出してくれたり。地域の方の力なしではできないイベントです」と友貞さんのことばにうなづく皆さん。
 回を重ねるごとに来場者が増える様子を見ていた会員のご主人が「ほっこり市って、すごいな」とつぶやいたそうです。地域のイベントとして認めてくれた喜びは、メンバーの大きな励み、そして次世代へつなげたいという、大きな希望となりました。
 「自分たちの作ったものが商品になり、手にとって買ってもらえる、会場で楽しんでもらえる…その喜びを感謝にかえて、当日はほっこり価格でお待ちしています」と皆さん。ほっこり温かい心に会いに、出かけてみませんか?
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怪人の名前は「クレクレ・チョーダイン」。ちょうちょや蛾の姿をしてますが、なんでもちょーだいとねだる怪人です。この衣装は敬子さんの力作のひとつ。
「劇団東風」で使う衣装や布ものは、敬子さんの手仕事から生まれる。「こういうものを作ると、時間を忘れますね」。
方言指導をした映画「ハナミズキ」で現場入りするときに着用したTシャツ。現場の一体感を肌で感じたとか。映画のエンドロールには片桐さんの名前も。
2011年4月号 vol.67 第31回のターゲットは、
「劇団東風」の最強サポーター 片桐敬子さん
表に出るよりスーパー裏方でいるのが好き!
それが自分らしいから。

連絡先/「劇団東風」代表 片桐茂貴さん
釧路市貝塚 T 0154-42-4287


団員じゃないからこそできることがあります
 誕生から19年の「劇団東風(とんぷう)」。主宰する片桐茂貴さんを夫にもつ敬子さんは、仕事と劇団の活動で多忙な茂貴さんの最強のサポーターとして、劇団の外側から団員たちを支えています。
 朗らかな表情から、スケールの大きな女性だと感じられます。茂貴さんからは、「僕の足りないところを補ってくれる最大の理解者で協力者」と太鼓判も。
 「私にできることは、若い劇団員の相談にのったり、話をきいたりすること。仕事、演技、舞台、時には恋愛の話…、私がいることで団員たちの気持ちが少しでも楽になるなら、それでいいのです」
 そして、敬子さんの技が光るのが、衣装作りや舞台メイク。監督の茂貴さんと話し合いながら、イメージをくみとって衣装を作り、当日のメイクに臨みます。
 「メイクもつけまつげの使い方など、雑誌を読んで研究しますね。細かい作業やもの作りが大好き。ステージにあがるのは苦手だから、裏方にやりがいを感じるんです」
 周囲を明るくさせてくれるイメージの敬子さんからの意外な言葉です。でも、だから団員をはじめ、「東風」をとりまく人々からも慕われ信頼されているのでしょう。

目指すはどんと構えて逞しい日本のおっかさんです
 昨年公開された映画「ハナミズキ」は、釧路・白糠を舞台に撮影されました。その方言指導で撮影に関わった敬子さん。
 「指導と言っても、言葉やイントネーションがこっちの言葉として不自然ではないようにアドバイスする程度だったんですよ」と言いますが、「劇団に関わっていたからいただいたお話です。早朝から夜まで、プロの人たちによって進められる撮影の現場。それを肌で感じられた、とても貴重な経験でした」と振り返ります。
 また、これまでにも映画「旭山動物園物語」を始め、釧根管内で撮影が行われた2時間ドラマやサスペンスものでのエキストラ経験も豊富です。
 「目指しているのは、京塚昌子さんのような、どしっとして安心感のある日本のおっかさん。もっと太って、もっと元気で朗らかで…認めて、誉めて、育てていけるような、劇団員たちの頼れるおかみさんになること。でも、育ててもらっているのは私。周囲の人たちみんなのおかげで楽しませてもらっています」
 素直に感謝の言葉を口にする敬子さん。今共にいる人を大切に、今できることに真剣に。そんな真っ直ぐな気持ちが、「東風」だけではなく釧路の演劇界を強力にサポートしています
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