2009年月号 vol.40
第4回のターゲットは、人と人、本と人をつなぐ
『おはなしネット ぼんぼん』(釧路市)

柔らかに弾む心で、子どもと本に関わる色んな活動しませんか?

2009年1月11日(日)午前11時〜正午
「冬休み みんなのお話し会」開催
(市立釧路図書館にて*問い合せT42-1411児童室)

ぼんぼん入会(年会費1500円・通信会員1200円)、
例会見学大歓迎!(T51‐0261河田)
過去の根ほり葉ほり(2008年12月号 vol.39〜10月号 vol.37)
2008年12月号 vol.39
第3回のターゲットは、
『大草原響太鼓』
代表、指導農業士の青野一枝さん(別海町豊原)

平均気温が同じだからデンマーク式だなんて、今じゃ笑い話ね。
昭和34年春、
長男誕生まもない
青野さん夫妻。
昭和31年。農舎も自宅も入植者みんなで助け合って手づくりした。 昭和33年。半年かかって到着した待望の乳牛と喜びに湧く人びと。 昭和40年頃。生乳を詰めた乳缶をダンプに積みこむ出荷風景。
昭和43年頃。チョッパーの後ろをトラックで伴走して草を積む。トラックの運転手は女房の役割だった。
青野牧場に残る築50年の小さな農舎。補修を繰り返しながら、今は地域活動の拠点に利用している。
東京大空襲で焼け出されて北海道へ、
可能性に賭けてパイロットファームへ。
 昭和31年。日本初の機械開墾事業と脚光を浴びた「根釧パイロットファーム」へ、結婚と同時に青野春樹さん、一枝さん夫妻は参画した。入植した190戸は、50年後の平成18年には58戸に減った。人力馬力で歩んだ地域の歴史は、そのまま青野家の道のりに重なる。
 昭和33年。2人のもとに待望の乳牛3頭が届く。が、半年間の船旅に疲れたジャージー牛は、病気にかかっていた。

白黒のジャージー=ホルスタイン!?
開墾は機械でも農作業は人馬一体。
 年間平均気温が近いデンマークに倣い、当初、国が選んだ牛はジャージー種。
「平均が同じって、こっちの冬は底冷え。丼1杯も搾れなくった」と、一枝さん。当時の農協参事の知恵で「白黒のジャージーだから」と、ホルスタイン種に切り替えたのは、笑えない実話だ。

唄あり、振りあり。
名物「母ちゃん太鼓」
緑の大地に集まってこい
ソレソレソレー
 昭和54年、「原野を拓き、生きた私たちの足跡を形にしよう」と、仲間を誘って大草原響太鼓を結成。唄あり、振りありと工夫された太鼓は、いつしか『別海の母ちゃん太鼓』と親しまれ、近隣のお祭りにも呼ばれていく。
「自分の人生だもの。人頼みで待ってなんかいられない。行動しなくちゃ」。
|緑の大地に集まってこいソレ|陽気な唄にのせて、打ち鳴らす太鼓がズンと腹の底に響いた。
自身作詞の『ソレソレ別海』を
唄いながら、児童に指導する青野さん。
(写真上)全国出場を果たした作品
『雪国からの贈りもの
〜真っ赤な愛を込めて〜』
書類審査用ケーキが完成した5月下旬。
実は、まだ未完成だらけだった。
自家生乳で生クリームを加工中。
卵も高校のもの、丹頂いちご(釧路)、道産小麦使用。
第1回スイーツ甲子園の模様は、
去る9月21日にBSフジで放送された。
公式サイト
http://www.bsfuji.tv/sweetskousien/
2008年11月号 vol.38
第2回のターゲットは、
標茶高校「青春謳歌し隊」
(『第1回スイーツ甲子園』北海道東北ブロック代表)

北海道らしく、標茶高校らしく、
そして今の3人の精一杯を込めました。

1100分の1。
クリームチーズ、生クリーム、ヨーグルトの
原料は自家生乳。
 先輩から引き継いだクリームチーズの研究が仕上げに入った頃、プロジェクトメンバーの3人は先生に呼ばれた。
「このクリームチーズを使って、スイーツ甲子園に挑戦してみないか」
 ともにお菓子づくりが大好きで2人はパティシエ志望だ。そのうえ、「優勝賞品はスイーツの聖地パリ旅行!」胸は躍った。
 応募総数1100組、審査通過160組。道内でただ1組、通過した。
7月の学校祭で
初めて販売された
「草原の風〜クリームチーズ」
200g・250円

「このケーキに勝つなんて」
ずんだロール(仙台)の美味に感激。
 決勝進出8チームを比べると、彼女たちの作品は際立ってシンプルかつ大胆だ。それだけに目立つのが、ホワイトチョコを成形したケーキ箱とリボン。担当した只野さんは、バイト先のオーナーパティシエに指導を仰ぎ、高度なテンパリング(温度調節)に励んだ。
 努力が実って優勝、全国へ。「試食したら仙台チームのずんだロールがおいしくて申し訳ない気がした」と、屈託ない。

制限時間は165分。決戦の舞台は、
ビストロSMAPのスタジオだった!
 1100が160へ、そして8つに絞られた。決戦は、東京。お台場のTV局、カメラ、リハーサル…右往左往する状況に加えて、作業台が狭い、オーブンの温度調節に迷う、冷蔵温度が高くてケーキが固まらないなど、大小の事件が続出。
結局、入選は逃したが、「憧れのパティシエに『惜しかったね』と声を掛けられたから大満足」と、頷きあう。
 100日以上に及んだ挑戦は終わった。
「パリで修業する自分が目に浮かぶ」
「眺めて幸せ、食べて幸せ。お客様を2度幸せにするスイーツを作りたい」
 ただいま18歳。夢の大きさは、日本一広い母校(255ha)にも負けない。
広い草原でのびのび育つ
乳牛たちの力にも感謝。
駅前広場から、駅舎、ホーム、
線路脇まで、美しい花園が
目を潤す別保駅。
毎年バージョンアップされる
イルミネーション点灯は、
11月初め〜2月末まで。
2008年10月号 vol.37
第1回のターゲットは、
「別保駅前ひろばの会」(釧路町)
きれいで楽しい町を、みんなでつくり、分かち合う。

別保駅前の空き地を憩いと花の広場に
みんなで考え、つくり、みんなで楽しむ。
 舞台は、別保駅前。平成15年5月、約350坪ある殺風景な空き地を、地域の玄関にふさわしい広場にしようと町と住民が共同作業に乗り出し、5ヶ月で大変身させた。あずまや、ベンチ、テーブルの木工製作から植樹、芝はり、日時計と備品のほとんどを手づくりした。
 そして半年後、「ここをみんなで活用、管理しよう」と、会は産声を上げる。

向こう三軒両隣が手弁当で集合。
駅前広場、駅舎、構内を花園で結ぶ。
 取材当日は、週1回の花壇作業の日。町花ハナシノブほか50種以上、約1500株の花々を手入れする花組メンバーが集まる。「当番制じゃなく、来れる人で出来る範囲で」と、事務局長の網田さん。

賑わう秋まつり、冬を彩るイルミネーション。
待望の駅前トイレが、いよいよ11月に完成。
 一人また一人、自然に協力者が増えていったと聞く。
 主催する秋まつりは、出店無料で地元団体の活動資金づくりを応援する。評判のイルミネーションは、個人や企業の支援で年々バージョンアップしている。花苗の不足分は、持ち寄って補ってきた。宝くじコミュニティー助成金を得て、待望の駅前トイレ新設にも漕ぎ着いた。
 頓挫する町おこし、助成金が切れると終わる活動と、この会の違いは何か。 それは、明るい未来予想図を、みんなが共有して楽しんでいる事じゃないかと思った。

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